現役のC62の活躍には間に合わなかった。

 あの迫力のある咆哮は魅力的であった。

 そのC62がいっとき函館本線に復活した。

 是非、会いに行きたいと、夏の家族旅行の中に組み込んだ。

 余市→小樽間の短い区間だったが、ドラフト音を堪能できた。

 夢のようであった。

                                       1991年8月25日 余市駅