1981年3月から153系の後継として走り出した185系。

40年近く走っている。

まさかこんなに長く走り続けるとは思わなかった。153系の後継ゆえ、特急というには登場当時いささか疑問があったが、今では特急といった愛称自体に重みがなくなり、全く違和感はない。

153系の後継ゆえ、こうして急行伊豆にも入っており、それがその秋に特急踊り子となり、現在に至っている。

かなりの長い間、走ってきたが、いよいよ2020年から置き換えが始まるとのこと。

それが、あずさ号で活躍していたE257系なのは、面白い。

というのも伊豆、東海道の車両は、常に新しい車両が導入され、そのお古が地方に回っていた。

実際、あまぎ号に使用された183系1000番台は、あずさ号に転用された。

それが今は、逆だ。

あずさ号で信州を往復したE257系のこれからの伊豆での活躍を期待したい。

                                              1981年8月 修善寺駅