1972年の夏休み、祖母の親戚のいる唐津に一緒に行った。

近所に日本三大松原の虹ノ松原があり、親戚の家から東唐津駅まで松原の中を通って歩いて行った。

筑肥線の線路が松原に沿って走っており、こうした風景が撮れた。

それ以外は特に何もない松原の中を松の木の根っこにひっからないようにひたすら歩いた記憶がある。

宝物は出なかったが、面白い経験ができたと思う。

母が戦争中に疎開していた唐津。母もこの松原を見ながら過ごしていたのであろう。

20133月に車で松原の中を走ったが、松原の風景はあまり変わっていなかったと思う。

変わらぬ美しい松原の景色をもう一度眺めてみたい。
 
                                                      1972年7月27日