写真の裏には、父の字で「天沼の家のえん側」と書いてある。 時期的にクリスマスのプレゼントにこだま号のおもちゃをもらってそれを縁側を線路に見立てて走らせていたのであろう。 縁側には、窓のレールもあり、それを線路代わりに遊んでいた記憶もある。 さらに写真の裏には、「1年10ヶ月」とも書いてある。生まれてからの年月だ。 つまり1歳からてっちゃんであったのだ。 というかこの歳の子供はみんな電車とか好きだったからな。 でも、ワシは、このあとず~っと、てっちゃんである。 1960年12月29日 荻窪天沼