もずく情報
モズク/褐藻類:ナガマツモ目 chordariales/nemacystus
decipiens(shuringer)kuckuck
[分布]
南端:奄美大島
北端:太平洋側:千葉県銚子付近
日本海側:秋田県男鹿付近
この間の太平洋、日本海、瀬戸内海、九州の各沿岸に分布
[情報]
早い場所(長崎県大村湾)では、1月頃に採取が始まるが、普通は3,4月以降に繁茂し収穫される。
大村湾では、整髪用のブラシを竹の先に背中合わせにして固定した道具を用いて採取される。
古くから酒のつまみとして二杯酢もしくは三杯酢で食され、これは今も変わらない。
天然では、ホンダワラ類のヤツマタモク、マメタワラ、エンドウモクの3種にのみ着生する。
このため、「モズク」「モヅク」の名が与えられている。
これら3種にのみ着生するのは、小枝や葉面の表面構造がモズクの着生に好都合な形態をもつためと考えられる。