キャラバンサライ/サンタナ
1972年発表

曲目
復活した永遠なるキャラバン、躍動、宇宙への仰視、栄光の夜明け、風は歌う、宇宙への歓喜、フューチャー・プリミティブ、ストーン・フラワー、リズムの架け橋、果てしなき道

プロデューサー              :カルロス・サンタナ、マイケル・シュリーブ
ボーカル、リードギター          :カルロス・サンタナ
ギター                  :ニール・ショーン
アコースティックベース          :トム・ラトリー
ベース                  :ダグ・ローチ
ピアノ                  :ウェンディ・ハース
エレクトリックピアノ           :トム・コスター
オルガン                 :グレッグ・ローリー
ボーカル、コンガ、パーカッション、ピアノ :ジェイムス・ミンゴ・ルイス
ドラムス                 :マイケル・シェリーヴ
ティンバレス               :ホセ・チェピート・アレアス

サンタナといえば、サンバ系のブルースを基本とし、サスティーンの効いたサウンドが特徴で、日本では「ブラック・マジック・ウーマン」、「哀愁のヨーロッパ」などの曲でも一般に知られた存在です。
カルロス・サンタナは、1966年頃にグレッグ・ローリーと出会い、サンフランシスコを拠点として活動していましたが、1967年にフィルモアでデビューし、その後1969年に「ウッドストック」などの出演を経て、アルバム「サンタナ」でデビューをしています。
もともとメキシコ人でもあり、ラテンのリズムをロックに取り入れた民族音楽とロック、ブルースの融合を成功させ、そしてインド古典への傾倒もアルバムづくりに反映しています。スリ・チンモイ、ジョン・マクラフ リンの影響など、その後もあらゆるアーチストとの共演もあり、精力的な活動を続けています。
このアルバムは、サンタナの中期の傑作で、ボーカル主体ではなく 、曲のひとつひとつがスケールのあるプログレッシヴなつくりになっていて、大自然と宇宙の鼓動を感じさせるスケールアップしたサンタナのサウンドが楽しめます。